民間病院「コロナ受け入れ2割」の実情 病床があっても人員増強がないと難しく、「公立」とは期待される役割が違う

 【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言の再発令から2週間余り。最近は、新聞やテレビで医療逼迫(ひっぱく)についての特集が組まれるようになりました。主に民間病院がやり玉に挙げられ、「コロナ患者受け入れ、民間病院は2割」といった見出しで報じられています。

 大体、どの記事でも、民間病院はコロナ患者を受け入れると赤字に陥るので受け入れないと書いています。私もそんなものかと思っていたのですが、病院の関係者は「事実と違う」と怒っていました。

 というのも、私の担当するニッポン放送の番組「OK!Cozy up!」に「モーニングライフアップ」というコーナーがあり、以前から東京都医師会の先生方から話を聞いてきたからです。

 先週は尾崎治夫会長、今週は猪口正孝副会長に登場してもらっています。ポッドキャストでも配信していますのでぜひお聞きくださいませ。

 話がそれました。見かけの数字上は病床が余っているように映り、そのようなニュアンスで報道されますが、現場の医師の方々の話は違う。詳しく伺うと分かったのは、一口に病床といってもさまざまな機能があるということです。

 例えば、「東京都は10万床ある」と言われますが、うち2万床は精神病床など。他にも、回復・リハビリ病床や地域包括ケアのための病床などがあり、これらは看護師の配置が患者20人に1人など、病床があっても人員の増強がなくては受け入れが難しいのです。

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