「駅ナカ」超一等地 最適のeスポーツ環境 動画編集、テレワーク拠点にも 24日オープン、JR松戸駅の施設公開

 千葉県松戸市のJR松戸駅中央改札口前に24日オープンするeスポーツ施設「ジェクサー・eスポーツ ステーション」(JR東日本スポーツ運営、産経デジタルなど協賛)が22日、報道関係者に公開された。対戦型コンピューターゲームの技量を競うeスポーツは近年、急速に市場が拡大。各地に関連施設や店舗が続々と誕生しているが、「駅ナカ」に常設されるのは全国初とみられ、時代を象徴する施設としても注目を集めそうだ。

 びゅうプラザの跡地を活用した施設は、中央改札口を出てほぼ正面にある。JR東日本スポーツによると、1日平均約10万人が乗降する松戸駅利用者の約6割が中央改札口を通るといい、まさに“超一等地”だ。

 約113平方の施設内は、入ってすぐのイベント&コミュニティエリア(12席)と、奥のパソコン(PC)エリア(20席)に分かれる。

 PCエリアでは、高性能のゲーミングパソコンが20台、ずらりと並ぶ。モニターも、その性能の高さに対応できるよう、応答速度が高速でeスポーツに最適なTNパネルを使用したゲーミングモニターを設置。約30タイトルのゲームが楽しめる。背もたれが高いチェアは、周囲の視線を遮って集中力を高めるヘッドパネル付きのゲーム専用で、長時間座っていても疲れにくいように設計されているという。

 これらのハイスペックなPC環境は、eスポーツを楽しむ以外にも、利用用途が多数ある。最近は、動画を撮影してYouTubeにアップするなど動画編集をする人が増えているが、専用のグラフィックボードと超高速の通信回線を備えているため、作業時間は家庭でやるより断然速いという。新型コロナウイルスで普及したテレワークの拠点としても活用できるというわけだ。また、教育関連や資格などのタイトルのソフトが入っているほか、女性誌や旅行雑誌、漫画などが読める電子書籍サービスもついている。

 イベント&コミュニティエリアでは、フリードリンクを飲みながら、ちょっとした休憩や待ち合わせまでの時間潰しのほか、各席にコンセントもついているため、PC作業や携帯電話などの充電もできる。

 新型コロナウイルス対策として、入店時の検温やマスク着用を義務付け、消毒や定期的な換気も徹底する。両エリアとも、各席の間には、飛沫防止用のアクリル板も設置されている。

 利用料金はPCエリア(入会金100円)が最初の30分350円、以降10分ごとに100円。イベント&コミュニティエリアは入会金不要で最初の30分250円、以降10分ごとに50円。両エリアともフリードリンク付き。年中無休で営業時間は午前9時~午後10時(緊急事態宣言期間中は午後8時まで)。

 JR東日本スポーツ経営企画部システム推進グループのグループリーダー、岡村博之さんは「松戸駅の人の流動が最も多い場所なので、休憩や待ち合わせ、テレワークなどの場として気軽に利用してほしい」と話す。今後の店舗展開については「地方にも進出して、eスポーツを活用した地方創生にも貢献していきたい。プロeスポーツ選手を招いた大会も開催していき、将来的には第1号店のこの松戸から1億円プレーヤーが誕生してくれればうれしい」と期待していた。

 ウェブサイトは、https://www.jexer.jp/e-sports/

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