「コンテスト開催に感謝」 軽音楽の甲子園、厳戒態勢にもこぼれた笑顔

 軽音楽系クラブの甲子園と称されるコンテスト「第41回 We are Sneaker Ages(スニーカーエイジ)」のグランプリ大会が昨年末、大阪市内で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのコンクールが中止となり、音楽系クラブに所属する中高生の成果披露の機会が失われる中、無観客などの対応で、なんとか開催にこぎつけた本番。生徒たちはとびきりの笑顔とパフォーマンスを見せた。(高橋義春)

 「コロナ下での大会開催に感激です。3年間の集大成の思いを込めて演奏しました」

 4年連続出場となった大阪府立門真なみはや高校の3年、鳥井紗希(さき)さんは本番を終えて笑顔を見せた。

 新型コロナの感染再拡大を受けて、開催方法について直前まで検討が重ねられたグランプリ大会は昨年12月29日、大阪市中央区の松下IMPホールで開かれた。感染防止のために動画選考となった予選を勝ち抜いた高校18校、中学2校が出場。様子は例年とは大きく異なっていた。

 スニーカーエイジではステージに立てなかった部員をはじめ友人や家族が客席でペンライトを振るなどして、ステージを盛り上げるのが恒例の風景。しかし、今大会はホール内に入ることができるのは関係者と出演する生徒に限られ、静かな客席に向かってのパフォーマンスとなった。

 「いつもの応援団や観客がいない中での演奏は寂しかった」。大阪市立平野北中学3年、斉木万(ま)鈴(りん)さんはぽつりとつぶやいた。

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