緊急事態宣言下、午後8時以降の学習どこで 対応分かれる塾・予備校

 ■「学び止めない」

 大学入試もこれからが本番だ。16、17日に初めての大学入学共通テストが行われたが、今月下旬から私立大入試がスタート。2月25、26日には国公立大の前期試験が行われる。

 こうした中、大手予備校では対応が分かれている。

 河合塾は、宣言の出た地域では、普段は夜遅くまで開けている自習室を午後8時に閉室。ただ、夜間の授業自体は続行している。駿台予備学校は授業、自習室とも午後8時以降も開室。担当者は「試験が差し迫った段階で、すぐに授業の予定やカリキュラムを変更するのは難しい」と打ち明ける。

 進学塾・学習塾を展開する開成教育グループは12月上旬から、通常態勢をとりながらオンライン授業も選択できるようにしていた。「感染が不安な生徒はもちろん、濃厚接触者や陽性になった生徒が自宅待機中も学びを止めないための対応だ」と担当者。

 一方、東進ハイスクールを運営するナガセは、宣言対象地域の教室について開館時間を午後8時までとした。近畿では直営校が奈良にあり、対象外だが、宣言が出れば時短に切り替える。同塾に在籍し、2月に国立大の2次試験が迫る男子生徒(17)は「春には塾が閉鎖され、全く勉強がはかどらなかったので、塾が開いているだけでも感謝している。考え出したらきりがないので、やりきるしかない」と話していた。

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