変異種確認で静岡県専門家会議「若者に対策周知を」

 静岡県内での新型コロナウイルス変異種感染確認を受け、医師らで構成される静岡県感染症対策専門家会議(座長=倉井華子県立静岡がんセンター感染症内科部長)が20日夜に開かれ、感染経路は従来種と変わらないことから、感染防止対策はこれまで通りでよいとの見解でまとまった。ただ、若い世代が感染しやすいとのデータもあるとして「小中学生を含む若い世代に対策を徹底する必要がある」などと訴える声が上がった。

 変異種は感染力が高く、飛沫などから排出されるウイルス量が多いとの指摘もあり、マスクの着用はより入念に必要だとされた。会議は近く、専門家としての県民へのメッセージを発信することにしている。

 若い世代への情報発信には無料通信アプリ「LINE(ライン)」などよく利用される媒体が効果的だとし、県がコロナ関連の情報発信ツールとして昨年開設したLINE公式アカウントを「もっと周知してほしい」との要望があった。

 医療提供体制に関しては、新型コロナ対応病床の県東部での逼迫(ひっぱく)が顕著と指摘。当面の措置として、感染力がなくなった後も入院が必要な患者は別の病院が受け入れ、病床回転率を上げる対応が提案された。2割程度におさまっている軽症者用宿泊療養施設の利用率を高める意見も出た。

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