「自粛警察」「配達員へのあおり運転」…急増するトラブル回避術 コロナ禍で目立つ緊急性のない110番

 「自粛警察」や配達員へのあおり運転、「他県ナンバー狩り」など、コロナ禍で生活様式が変化する中でのトラブル報告が後を絶たない。ストレスがたまることが多い昨今だが、警察沙汰になる前に怒りを抑え、トラブルを避けるにはどうしたらいいのか。専門家に聞いた。

 警察庁のデータによると、昨年1~11月に全国の警察が対応した110番通報は前年より約64万件少ない765万4794件で、過去10年で最少だった。

 ただ気になるのは、147万6741件(19・3%)に及ぶ緊急性がない110番の内容だ。「レジで間隔を空けずに並んでいる客がいた」「他県ナンバーの車が走行している」など、コロナ関連の内容が目立ったというのだ。

 明星大の藤井靖准教授(臨床心理学)は、「コロナ禍で行動制限されることで、いつもの生活がこなせなかったり、新しいことを覚えなければならなかったりすることで心にゆとりが無くなり、物事を柔軟に考えにくくなる。今後、コロナに関連したトラブルがさらに増える可能性は十分にある」と指摘する。

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