小樽市役所でクラスター発生 

 北海道小樽市は21日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに同市役所で発生したと発表した。また、旭川市は同日、高齢者の通所施設(デイサービス)で新たなクラスターが発生したと発表した。

 小樽市によると、同市役所では本庁舎本館1階の同じフロアにある生活支援第2課と相談室で、13日から15日にかけて職員計4人が陽性と判明。さらに、21日に生活支援第1課で職員1人が陽性と確認され、同じフロアの感染者が計5人となった。

 このため、同市は生活支援関係課で発生した市内12件目のクラスターと認定した。ただ、陽性と確認された職員の中には感染経路が分かっていない職員もいるという。

 感染者の確認を受け、同市は14日から生活支援第1、2課の窓口を閉鎖しており、来庁者に濃厚接触者はいない。クラスターの発生に伴い、同市は第1課の窓口閉鎖を2月3日までとした。

 小樽市役所では、別のフロアでも感染者が相次いで確認されていた。

 旭川市で発生したデイサービスのクラスターは職員と利用者計8人で、いずれも軽症か無症状。同市によると、感染者は同じ会社が運営する6施設のうちデイサービス2施設で確認されている。

 同市は濃厚接触者や濃厚接触の可能性のある約300人の検査を進めるとともに、6施設の職員の兼務状況なども調査する。

 同市で発生したクラスターとしては10件目。同市は「運営会社の同意を得られていない」として会社名や施設名の公表を控えているが、感染拡大の影響が大きいと判断した場合は公表に向けて会社側と調整する。

 北海道では21日、6人の死亡と再陽性1人を含む130人の感染が確認された。道内で21日に発生が確認されたクラスターは小樽市役所と旭川市のデイサービスの2件だったが、札幌市の病院5件など道内各地で既存のクラスターが拡大した。

 道内の死者は計557人、感染者は延べ1万6329人(実人数1万6287人)となった。21日午後6時時点の重症者は15人。

 21日に死亡が確認されたのは、札幌市の50~100代男女5人と道発表分の90代男性。

 新たな感染者は、札幌市73▽旭川市5▽小樽市9▽函館市9▽空知地方2▽石狩地方6▽胆振(いぶり)地方7▽渡島地方5▽上川地方3▽オホーツク地方4▽十勝地方1▽釧路地方5-の計129人。このほか札幌市で再陽性1人が確認された。

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