芥川賞・直木賞、尾崎世界観・加藤シゲアキは受賞ならずも「これからの本も楽しみ」とファン期待 「又吉大先生はマジでバケモン」の声も

 第164回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」、直木賞は西條奈加さんの「心淋し川」が選ばれた。今回は芥川賞候補作に4人組バンド・クリープハイプの尾崎世界観の「母影」、直木賞候補作にアイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキの「オルタネート」がノミネートされていたが、2人とも惜しくも落選。ネットにはさまざまな反応が集まった。

 尾崎の「母影」は、デビュー作「祐介」以来、4年半ぶりの小説作品で初の純文学作品。結果を受け、尾崎はツイッターで「メンバーと一緒に待ちました!結果は残念だったけれど、またここから頑張ります」と気持ちを新たにし「やっぱり小説が好きだ」と今後の執筆活動に意欲を示した。このツイートには「尾崎さんと一緒にソワソワできたこの期間、すごく楽しかったです!!!これを機に沢山の人に知ってもらえたと思うので嬉しいです」「素敵な作品を世に出してくださったことが幸せです。リベンジ楽しみです」といった返信が届いた。

 直木賞候補作となった加藤の「オルタネート」は、10万部を突破するなどアイドルとしての加藤のファンだけでなく、本好きの間でも話題になっている。選考委員の小説家、北方謙三さんは、高校生限定のマッチングアプリを通じて運命が交錯する物語を「青春小説としてよく書けていて面白く、個人的に推した」と講評したうえで「とっても惜しかった。もう一作待ちたい」とコメントした。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ