共通テストでマスク着用めぐり失格 「意味不明ルール」「注意聞かないなら妥当」と賛否両論 鼻出しマスクの是非も議論に

 今回が初めてとなる大学入学共通テストは17日、第1日程2日目の理科と数学が行われ、第1日程を終えた。2日間を通じて全国4会場で、マスクを正しく着用するよう求める試験監督者の指示に従わなかったなどの行為により、計4人が失格となった。マスクの着用をめぐって失格となった事例について、18日朝のツイッターや検索トレンドの上位に「鼻出しマスク」が入り大きな話題となった。

 失格となった4人のうち東京都内で受けた受験生は16日朝の試験開始から、口だけマスクで覆って鼻を出した状態で試験を受け続けた。監督者が午後の外国語までの各科目の時間に再三にわたり注意を続けたが、従わなかったため失格とした。センターによると、理由について「身体的な事情はなかった」と説明している。

 ツイッターでは、「え?試験中もマスク着用?しかも鼻まで?え?え?誰がルール作った??」「なんか意味不明のルールができても守らないとダメってヤダな」「そもそも試験中に私語厳禁だからくしゃみや咳をするとき以外は鼻出してても問題ない気がする」など、マスク着用のルールが厳格すぎるのではないかとの疑問の声があがっている。「鼻出しマスクで、一年棒に振らせるかよ」「鼻出しマスクは確かに意味ないなとは思うけど失格はさすがに…」など、結果的に失格となったことにも違和感を覚えたユーザーも見られた。

 こういった批判的なコメントに対し、「鼻出しマスクで失格になった受験生が可哀想とか、出た、マスク信仰、とかの声が案外多いのにビックリ」と大学入試センターの対応を妥当とみる書き込みも多い。

 受験生に配布された「受験上の注意」では「マスクを正しく着用」することを明記、「知覚過敏等によりマスクの着用が困難な場合は、『医師の診断書』を提出して受験上の配慮申請を行い、別室での受験を申請する」必要がある、とマスク着用が難しい場合の対応についても書かれている。このことを根拠に、「受験前の書類に色々書かれているし擁護のしようないわな」「事前に申請してれば対応してくれるのに、説明も見ない注意も聞かないなら妥当でしょ」など、センターの対応に理解を示すツイートが相次いでいる。「勘違いしている人多いけど 学校の受験条件を満たしていないから失格ってことだからね」と、鼻を出してマスクを着用していたことの是非は問題の本質ではないとの指摘もあった。

 「どうして注意を聞かなかったんだろう」と、失格となった受験生の立場で考える人も散見され、「私も鼻炎持ちで常に鼻詰まりだからか、マスク続けるとしんどくてボーッとしてくるし鼻出したくなる気持ちは分かる」「極度の緊張下で鼻と口を覆われてるとパニックになるタイプの人だったんじゃなかろうか」など、身体的な事情で自身もマスクが苦手だというツイ民からは同情的な書き込みも。

 「マスクして机に向かうとメガネが曇るから出していたんじゃね?」との推察もあり、「私はメガネかけてよくくもるから屋外にいる時はたいてい鼻出しマスク」「自転車+メガネ+マスクだとめちゃくちゃメガネが曇るので、危ないからたまに鼻出しマスクしちゃう」など、この見方を支持する反響があった。その一方で、「メガネ曇るんなら、曇り止め使えばいい。 それにメガネが曇るのは、寒いところから暖かい場所に行って、温度変化があった数分だけでは?」と、十分に暖房が効いていたはずの試験会場では起こりにくいとの投稿も見られた。

 共通テストを離れ、鼻出しマスクの是非についても議論となっており、「鼻出しマスクとかマスクしてる意味無いでしょ」「後輩がずっと鼻出しマスクだったが新型コロナに感染した」「職場にも結構居るからやめてほしい。 もはや鼻どころか上唇出てる人もおる」などの批判的なコメントが並んでいた。

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