大阪も秒読み、緊急事態宣言発令 年末年始の感染者300人規模が6日に560人に 蓮舫氏はまたツイートで“勇み足”

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府の吉村洋文知事は政府に緊急事態宣言の発令を要請する方向で調整に入った。菅義偉首相は7日夜の記者会見で大阪府の感染状況について「ただちに宣言を発令する状況にない」としていたが、吉村知事が方針を一転させた。8日の対策本部会議を踏まえて決断する。現場が奮闘するなか、また“あの人”がクチバシを挟んだ。

 「増えすぎたら対応が困難になる。何とか今のうちに抑えるほうが、社会経済へのダメージは最終的に小さくなる」。吉村氏は7日、要請理由をこう説明した。

 年末年始に250~300人規模で推移していた府内の感染者が、6日に560人まで跳ね上がった。幹部会議では「一過性」との意見も出たが、吉村氏は「一過性とみるのはリスク管理上、問題だ。楽観視すべきではない」と判断した。4日時点で必要性を否定していた吉村氏の認識を覆した最大の要因は、首都圏での感染急拡大だ。

 東京都では6日に1591人、7日には2447人の感染者が報告された。大阪と東京の往来はビジネスを中心に多く、大都市という点も共通している。吉村氏は「放っておけば拡大する」と危機感をあらわにした。

 一方、立憲民主党の蓮舫参院議員は、吉村知事が緊急事態宣言の発令の要請をすべきとの考えを示したことについて、「大阪は昨日今日で感染者が急増したのではありません。今日の宣言対象になぜ早く要請しなかったのでしょうか」とツイートした。

 吉村知事は7日夕、蓮舫氏のこのツイートを引用し、「昨日と今日で感染者は急増してます。11月以降の大阪の感染状況、事実を確認してから発信して下さい」と、勇み足をいさめた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ