九州知事会「1都3県との往来自粛を」相次ぐ 緊急事態宣言で協議

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府が緊急事態宣言を再発令することを受け、九州と山口、沖縄の9県でつくる九州地方知事会は6日、臨時ウェブ会議を開き、対応を協議した。各県知事からは、宣言対象となる東京都や埼玉、千葉、神奈川3県との往来自粛を県民に求める意見が相次いだ。

 6日に1日当たり過去最多となる80人の新規感染者が確認された宮崎県の河野俊嗣知事は「緊急事態宣言が発令された地域への往来は強く自粛を促す。(1都3県からの)来県も極力自粛していただきたい」と強調した。

 山口県の村岡嗣政知事も「発令地域への移動は抑えるという強いメッセージを出していかないといけない。1都3県の感染を抑え、九州や全国に広げないためにも必要だ」と訴えた。

 福岡県の小川洋知事は会議に先立つ記者会見で、1都3県との往来自粛を求める考えを示した。「1都3県の知事が『自分たちの地域(の感染状況)が大変だ』と言っている。そういう地域への移動は自粛していただきたい」と述べた。宣言発令の決定後、正式に判断する。

 一方で、小川氏は県内の感染状況について「直ちに医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する状況にない」と述べ、緊急事態宣言の対象とするよう国に要請する考えはないと説明した。飲食店の営業時間短縮なども必要ないとの見方を示した。

 福岡県では6日、1日当たり最多となる316人の新規感染者が確認された。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ