12月の感染者、前月の1・5倍に急拡大 緊急事態宣言長期化の可能性も

 厚生労働省に新型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織は6日会合を開き、国内の感染状況を分析した。流行の「第3波」に歯止めがかからず、5日も新規感染者が4900人超と過去最多を更新。今月1日までの1カ月間に報告された新たな感染者は約8万人で、その前の1カ月間の1・5倍となった。

 政府は7日から1カ月程度、緊急事態宣言を発令する検討をしているが、西浦博・京都大教授は東京の新規感染者数が100人以下に減るまで約2カ月が必要との試算をまとめた。「ここまで増えると1カ月で感染状況を下火にして、宣言を解除するのは困難」との見方をする専門家が組織内外で増えている。

 専門家組織は昨年12月22日、関東、中部、関西では感染者の明らかな減少が見られていないと指摘し、現場の医療従事者や保健所職員が相当に疲弊していると訴えた。しかし、医療現場が手薄になる年末年始も多くの感染者が確認された。

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