地域の介護・医療体制の充実実現へ 多様な活躍みせる“プラチナナース”

 【定年後・自走人生のススメ】

 関東甲信越地方のある県の看護協会から招かれ、「プラチナナース・セカンドキャリア支援研修会」に参加する機会を得た。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、残念ながらオンライン講義によるリモートでの参加であったが、画面越しにも研修会場の熱気が伝わってきた。

 今回は「看護管理者」を対象にしていたため、50人ほどの参加者の多くが、病院で看護師長や看護部長として活躍中の現役看護職員だ。年齢は、40代後半から60代前半までと幅があるが、約6割が50代であった。

 コロナ禍において、もっともご苦労されている方たちであり、患者さんだけでなく、部下の看護師らの安全にも気配りしなければならない大変な立場にありながら、こうやって研修に参加して自分の将来のためにも積極的に学ぶ姿勢を示している参加者たちに敬意を表したい。

 「プラチナナース」とは、定年退職前後の看護職員のことを指すのだそうだ。同協会では、この定年退職前後の経験豊かな看護職員を対象に研修会を実施している。

 その目的は、(1)定年を迎える時期の看護職員に対して、定年後もセカンドキャリアを生かして働くことの意義を理解してもらう(2)定年後も同じ職場で働き続ける場合などのモチベーション維持のための心構えを認識してもらう-などである。

 今回は、管理者が対象であるため、看護管理者が役職定年などで役を退いたのちに、どのような働き方を実践したらいいのかを学ぶことも目的だ。現実に、看護師長などの役職を離れて、自分自身の居場所を見失ったり、モチベーションが低下したりするケースも少なくないという。

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