登山者、コロナなどで半減 谷川岳登山指導センター、冬到来で閉所式

 冬の到来を前に、谷川岳の登山指導センター(群馬県みなかみ町湯桧曽)で30日、閉所式が行われ、谷川岳警備隊員ら約30人が見守る中、登山指導員がピッケルやロープなどの装備品をセンターの堀越正史所長に返納した。

 今年の谷川連峰への登山者数は2万6771人(11月30日現在)で、5万人を超えた昨年1年間の半分程度だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、9月の雨による増水で谷川岳ロープウエーが故障したことも響いた。

 遭難事故は16件で死亡2人、負傷9人。記録が残る昭和6年からの累計死亡者数は819人となった。

 「尊い命が失われないよう、安全指導を徹底していきたい」と堀越所長は語り、登山指導員の和歌山明さんは「亡くなられた2人のうち1人は病死でした。体調を整え、自分の実力にあった装備と計画をたてて登山に来てほしい」と呼びかけていた。

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