東郷元帥ゆかりのイチョウ 英ウェールズから郷里・鹿児島に“帰郷”

 英国ウェールズで明治初期に建造された日本海軍の軍艦、初代「比叡」への謝意として明治政府が英国に寄贈したイチョウの苗木が22日、東郷平八郎の故郷である鹿児島市の多賀山公園に移植された。

 英ペンブロークで1877年行われた比叡の進水式でイチョウを寄贈。留学生だった東郷平八郎が滞在した英海軍官舎裏庭に植えた。比叡を回航して帰国した東郷が日本海海戦でロシアを破ったため、「東郷ゆかりのイチョウ」と語り継がれてきた。

 植樹式を開催した鹿児島日英協会の島津公保会長は「東郷は郷土の偉人。鹿児島と英国との深いつながりを実感する。日英友好の絆となってほしい」と挨拶。ポール・マデン駐日英国大使は、「銀杏は日英の友好が深化し、発展し続ける象徴になる」と祝辞を送った。また有村治子参議院議員も、「銀杏で日英パートナーシップが深まる」と祝辞を述べた。(岡部伸)

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