コロナ第3波に「3密回避」だけでは不十分、本当の危険スポット 経済回しながら感染拡大の抑制、家庭や職場で徹底自衛が重要

 家庭内感染の増加も指摘されているが、くつろぎの場所である家の中で緊張感を保ち続けることは難しいし、大豪邸でもない限り家族が密になるのも避けられない。限界がある中で、これだけはやっておくべきだという対策は何か。

 「家庭内感染は防げない。しかし、高齢者や基礎疾患のある家族を感染から何とか守りたいなら、飛沫(ひまつ)感染は完全に防げないにせよ、手洗いと消毒は最低限必要だ」と語る北村氏。

 「『一緒の布団で寝る』『締め切った空間で30分以上会話する』ことは、可能な範囲で避けるべきだ。換気で窓を開けると風邪をひくリスクもあるので、部屋の面積の2倍程度に対応した最新のフィルター装備の空気清浄機を購入する手もある。高齢者と同居する世帯では、室内でも会話時にマスクをする必要があるだろう」

 飛沫感染だけでなく、接触感染を防ぐという原点に立ち返る必要もある。2月に多くの感染者や死者を出したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも、共用のトングなどを介して感染が広がった可能性も指摘された。

 「『ダイヤモンド・プリンセスを忘れるな』といわれ始めており、改めて接触感染を防ぐ必要がある」と北村氏。

 「トイレのドアノブ、階段や廊下の手すりなどは、家族で担当を決めてアルコールでふき取ったほうがいい」

 部署や同僚との飲食の機会も多い職場内では感染を防ぐためにも同様の注意が必要だ。

 北村氏は、「多くのテナントが入居するビルのエレベーターや共用スペースのソファなど、不特定多数が触れる場所は定期的に消毒すべきだ」とアドバイスした。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ