藤井二冠「重み感じる」 紋付きはかま姿で王位就位式/将棋

 8月に将棋の王位を奪取し、史上最年少2冠と最年少八段昇段を果たした高校生タイトルホルダー、藤井聡太王位(18)=棋聖=の王位就位式が12日、東京・内幸町の日本プレスセンターで行われた。黒紋付き羽織はかま姿で臨んだ藤井王位は「どこまで行っても頂点ということはないと思うので、強くなるため努力することが大切と感じている」と、さらなる飛躍を笑顔で誓った。

 式典では主催者から就位状や王位杯、賞金目録、記念品などが贈呈された。藤井王位は「王位戦は第1局が地元の東海地方で指され、控室に見学に行ったこともある思い出のある棋戦。そこに立つことができたのは格別な喜び」と謝辞。花束を渡した師匠の杉本昌隆八段(52)も「何年前か、一緒に車で行ったことを思い出します」と相づちを打った。

 記者会見で、藤井王位はタイトル獲得後の変化を聞かれると、「(対局で)上座に座ることになったので、地位の重みを感じている」と神妙な表情。コロナ時代の対局について、「ネット中継が増えて、ファンも自宅で楽しめる環境になったのは素晴らしいこと。棋士としてはファンに楽しんでいただける将棋を指すことが最大の務めと思っている」と自らの目指す道を示した。

 王位戦で、藤井王位は、昨年史上最年長で初タイトルを獲得した前王位の木村一基九段(47)に4連勝。予選から無敗でタイトルを獲得した。

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