拉致被害者の苦悩や家族の闘い描く 映画「めぐみへの誓い」 大阪で試写会

 昭和52年に北朝鮮にさらわれた横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=ら被害者や、救出活動に奔走する家族の闘いを描いた映画「めぐみへの誓い」の完成試写会が18日、大阪市北区の市立住まい情報センターで開かれた。今年に入ってめぐみさんの父、滋さん(享年87)ら被害者家族が相次いで亡くなっていることから、製作に携わったスタッフらは作品を通じ、拉致問題が解決に向けて前進するよう願った。

 作品は拉致問題を世界に訴えようと、平成22年から全国各地で上演されてきた同タイトルの演劇を映画化したもの。作中では、めぐみさんや田口八重子さん(65)=拉致当時(22)=ら被害者の北朝鮮での生活の様子や苦悩、救出に向けて日本国内で尽力する家族の思いなどが迫力の映像で描かれている。

 脚本も務めた野伏翔(のぶし・しょう)監督は「日常の自由な生活がいかに大切かを感じる映画になっている。拉致問題を改めて見つめ直してほしいし、一刻も早く決着をつけてもらいたい」と話した。

 映画の劇場上映は、来年2月19日の東京と秋田を皮切りに全国で順次公開する予定で、ネット配信も検討されている。

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