中身がない中華まん?井村屋の「すまん」商品化プロジェクトに熱い支持

 季節が深まり、コンビニエンスストアでも手軽に購入できる中華まんがおいしい季節だが、井村屋では皮だけの中華まん「すまん」の商品化プロジェクトが進行している。同社の公式ツイッターがきっかけとなったプロジェクトで、フォロワーたちが「すまん」の商品化を見守っている。

 ことの始まりは「秋冬の入り口になると思いだすのが、このツイート」と6年前のツイートを振り返ったことだ。そのツイートとは、消費者の中身のない中華まんが食べたいという声を紹介し、「たまにその意見、貰います。『井村屋の肉まんのガワ! 中身は自由♪』って売れるかな?」とつぶやいた内容。この6年前の投稿を持ちだし「やっぱり中華まんの具無しVer(つまりガワだけ)が欲しいいいいいい!オリジナル具材を用意し、楽しみたいいいいいいい!(開発部、このツイート見ていないかな……)」と“中の人”が訴えかけたところ、開発部員の目に留まり、プロジェクトが動き出した。

 先月15日には、開発部の協力が得られ「『具のない中華まん(ガワだけ)』いきなり試作までたどりつきました!」と報告したところ、大きな反響があり、リプ欄にも「もう、何の具入れようかと楽しみしかないです 期待してますよ」「皮の部分好きなので実現が楽しみです」といった期待の声が届いた。こうして「すまん商品化プロジェクト」が動き出し、公式ツイッターでは経過を報告している。

 同28日の投稿では、同社の社長が試作品を食べたところ「お客様がどう楽しむのか、報告してね」との反応があったとを明かしており、現在は「#すまんアレンジ」をSNSに投稿できる500人を募集。応募期間は今月12日までで、公式ツイッターでは「『こんなに楽しんでます!』と社長にみせたい!商品化へ千倍お願いだ!」と呼びかけている。

 ツイッターには「つぶ餡でディップ」「チンヂャオロースとかはさんでみたい」「酢醤油しみしみでそのまま頂きたい…」「チョコやピーナッツバターもいいね」などのアレンジが寄せられており、フォロワーたちが想像を膨らませている。また、中身がない「すまん」だが、「皮だけ食べたい」「肉まんもあんまんも中身をほじくり出して食べていたので、やっと時代が私に追いついた…」など、そのまま食べたいという皮への熱い支持も少なくない。

 「すまん」の商品化を望む多くの消費者が期待を胸に、温かく見守っている同プロジェクト。セガやキングジムなどの企業アカウントでも「すまん」やそのアレンジ方法が紹介されており、企業や業種の垣根を越えたやりとりも注目されている。

 なお、プロジェクト名になっている「すまん」だが、具のない「素の中華まん」と、「具がなくてなんとなく申し訳ない気持ち」から謝る「すまん」が由来となっている。

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