和歌山の小中学校修学旅行、県内への変更増加

 和歌山県で、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、修学旅行先を県外から県内に変更する小中学校が増加している。県教委が変更を促す文書を通知したこともあり、すでに小学校の4分の3、中学校の半数ほどが変更を決定または検討。ただ、感染防止策を徹底した上で県外とする学校もあり、学校現場で対応が分かれている。(西家尚彦)

 県教委は7月中旬、修学旅行の対応について市町村教委に文書を通知。「都市部を中心に、新規感染者が著しく増加している」として、「県内での修学旅行について、積極的に検討を」と促した。

 県教委によると、県内の中学校は大半の行き先が東京方面だが、東京の新規感染者が増えたため、4月初旬以降、対応を本格協議。6月には県観光連盟などが作成した県内旅行ガイドブックを修学旅行の参考にするよう、市町村教委に通知していた。

 最終的に県内への変更を促す通知内容としたことについて、県教委の担当者は「修学旅行先の都市圏での感染と、学校現場でのクラスター(感染者集団)を危惧した」と明かす。

 通知もあり、すでに小学校236校中176校、中学校119校中61校が、県内への行き先変更を決定または検討している。

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