首里城正殿に国産ヒノキ 来年度から調達へ

 火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)の復元で、正殿の柱や梁に原則として国産ヒノキを使用する方針が25日、決まった。内閣府沖縄総合事務局が、市内で開いた有識者による技術検討委員会の会合で確認。来年度から調達を始める。

 沖縄総合事務局が、国産ヒノキなど樹木5種を対象に価格などを調べていた。昭和20年の沖縄戦後の復元時に多く用いたタイワンヒノキは、供給の可能性が確認できなかった。カナダヒノキは調達できると判断したが、琉球王朝時代の正殿には本土の木材も使われていたとみられる歴史的経緯を考慮し、国産ヒノキを選んだ。

 琉球王朝時代には他にも沖縄在来種のイヌマキやオキナワウラジロガシも使われたと推定されており、調達できるかどうか年内をめどに調べる。

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