日本が開発した“アビガン”ついに承認申請へ ネット民も期待「朗報だ!」「やっぱ効いたんや」「世界中にアビガン広まって」

 新型コロナウイルス感染症の治療薬とワクチンの開発が各国で進められるなか、富士フイルムホールディングス(HD)が23日、治療薬候補「アビガン」について10月中にも承認申請を行う予定と発表。承認されれば、治療薬として国内3例目となるが、日本で開発された薬としては初めてとなるだけに、ネット上は「ついに…」「おっ!やった!」「ずっと待っていた話題です」と歓迎ムード一色となった。

 報道によると、アビガンを開発した富士フイルム富山化学(東京)が治験を実施し、重篤ではない肺炎を持つ新型コロナの患者にアビガンを投与した結果、ウイルスが早期に陰性化することを確認。治験で早期に症状を改善する効果を確認したとしている。ネットユーザーからは「良かったですね。おめでとうございます」「沢山の方々の努力に感謝致します!」と開発関係者をねぎらう声が相次いだ。

 ツイッターには「インフルエンザが流行る前に承認されそうで良かった」「ようやくかあ…年内収束も見込めるかしら」「世界中にアビガン広まって、コロナが終息することを願っています」と喜ぶ声が目立った。「アビガンは日本が発祥ですから本来なら真っ先に承認されるべきなのですが…遅すぎますね」との感想も。治療薬はこれまで、抗ウイルス薬の「レムデシビル」とステロイド系抗炎症薬の「デキサメタゾン」が承認されており、「軽症者にはアビガン 中等症・重症患者にはデキサメタゾンorレムデシビル」「レムデシベル、デキサメタゾンに加えて治療の選択肢が広がる」と冷静に受け止める人もいた。

 これに対し、「副作用のことを考えると有効性確認と言われても微妙…」「軽症者には使えるらしいけど…そもそもPCR検査なかなかしてもらえないらしいのにその間に悪化したら使えないって事だよね?」と心配する声もちらほら。安倍晋三前首相は当初5月中の承認を目指していたが、有効性が確認できていないことなどから見送られた経緯もあり、「7月頃は『アビガンは有効性示せず』で承認見送りだったのに、効果が確認された?二転三転する意味がわからない」「アビガン効くって言ったり効かないって言ったり効くって言ったりどっちやねんw」と混乱するツイートも見受けられた。

 それでも今回の発表を受け、「アビガンやっぱ効いたんや」と安心した人が少なくなかったようだ。東京都では23日、新型コロナの感染者が新たに59人報告された。連休や休み明けは少ない傾向があるものの、100人を下回るのは3日連続で、「明るいニュースも増えてきた」「アビガンも認証されるし、感染者も低くなっているので、日本では、なんとかコロナを克服できそうだね」と期待する人も。今後は申請に向けてデータの詳細な解析や必要な手続きを進め、10月中にも承認申請を行う予定といい、「あと少しの辛抱か(笑)」と希望を込めてツイートする人もいた。

 新型コロナの感染拡大が続く中で、東京五輪開催の鍵を握るとされる治療薬とワクチン。それだけに今回の発表に多くのネットユーザーが注目。おおむね「朗報だ!」「安心材料が増えた」と受け止められているようだった。

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