「五番勝負で得難い経験」ヒューリック杯、就位式で藤井棋聖

 産経新聞社主催の将棋のタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」で、史上最年少の17歳11カ月で初タイトルの棋聖位を獲得した高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)の就位式が23日、東京都内で行われた。

 藤井棋聖は渡辺明前棋聖(36)=名人・棋王・王将=を3勝1敗で破り、タイトル初挑戦・初獲得を成し遂げた。

 就位式で、飯塚浩彦産経新聞社社長が「第91期は大変盛り上がりました。藤井さんを応援する声が多く、そのプレッシャーに負けずに勝利をつかみ取りました。ますますの活躍を期待しています」と激励し、賞杯と賞金目録が贈られた。

 続いて、特別協賛のヒューリックの西浦三郎会長が「藤井さんは(指し手の)変革・スピード・継続性と、経営者の素質をお持ちではないか。これからも一つ高い目標を持って頑張ってもらいたい」。日本将棋連盟の非常勤理事を務めているフジテレビの遠藤龍之介社長も「何十年も『タイトル獲得おめでとう』と言い続けることになる。その1期目が棋聖戦なのは名誉なこと。コロナ禍の中、日本中に勇気を与えることになった」と祝辞を述べた。

 最後に藤井棋聖がマイクの前に立ち、「ファンの方からたくさんの声援をいただきました。この五番勝負を通して得難い経験をしました。この経験を生かし、精進していきたいと思います」と謝辞を述べた。

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