福島県の伝承館オープン 原発事故の教訓後世に

 東京電力福島第1原発事故などの記録や教訓を後世に伝える福島県のアーカイブ拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」が20日、第1原発が立地する双葉町で開館した。原発事故直後の混乱と復興の歩みを後世に受け継ぎ、記憶の風化を防ぐ。

 施設は津波被害を受けた地区に建設され、地上3階建て。総工費は約53億円。六つのエリアに分かれ、震災や原発事故の発生から復興までの道のりを時系列に沿って紹介する。伝承館開館に向け県が収集した関連資料は約24万点に上る。語り部29人が自らの体験を伝えるコーナーもある。

 伝承館に隣接し、国と県が整備を進める復興祈念公園約48ヘクタールのうち、約2ヘクタールが20日に使用できるようになった。

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