新型コロナ感染 世界全体で3千万人 バカンス明けの欧州で再拡大

 【ロンドン=板東和正】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が18日、世界全体で累計3千万人を超えた。インドで感染拡大が加速しているほか、夏のバカンスシーズンを終えた欧州で感染が再び増加し始めた。

 世界の累計感染者数は6月28日に1千万人を上回って以降、ペースが早まった。44日間で2千万人となり、その後の38日間でさらに1千万人増加した。累計死者数は94万人超に達し、致死率は約3%となった。

 国別の累計感染者数は米国が約670万人で最多。インド(約520万人)、ブラジル(約450万人)と続く。米国やブラジルは7月のピーク時に比べ、新規感染者数が抑制されているが、米国に次いで500万人を超えたインドは増加傾向にある。インドは9月に入り、1日当たりの新規感染者数が9万人を超える日が続き、7月のピーク時の米国(7万人前後)を上回り、感染の速度が突出している。

 一方、5月以降に外出制限を緩和した欧州では再び感染が広がってきた。9月以降、スペインやフランスでは1日当たりの新規感染者数が1万人を超える日が確認されている。英国でも新規感染者数が3千人超と増加しつつある。感染増加は8月から9月上旬の休暇中の移動が要因の一つとみられ、世界保健機関(WHO)のクルーゲ欧州地域事務局長は17日、「欧州全域で驚くべき速さで感染が拡大している」と指摘した。

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