橋下氏の閣僚起用「200%ない」と否定の菅氏の発言が話題に 勘繰るネット民「信じていいの?」「内定してると言っても過言でないレベル」

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選で14日午後、第26代総裁に選出された菅義偉官房長官のある発言がネットで注目を集めている。菅氏は13日のフジテレビ番組で、レギュラーコメンテーターの元大阪市長、橋下徹氏の閣僚起用について「200%ない」と否定。しかし、橋下氏といえばかつて、大阪府知事選で「2万パーセントない」と出馬を否定しながら立候補した経緯があるだけに、「信じていいのですか」「菅さんの『200%ない』って言うのは否定にならない。橋下さんは百分率を超越してる」と勘繰る人が続出しているのだ。

 安倍晋三政権の屋台骨を支えてきた菅氏は、「安倍カラー」への親和性が高い橋下氏とも親交がある。それだけに橋下氏の閣僚起用も取りざたされていたが、フジテレビの番組で菅氏は「200%ない」と否定した。ところが、ツイッターには、「100%無いなら解るけど。200%っていわれたら、母数が解らなくなるやん」「信じる?……信じなぁ~いwww」「これはまやかしだな!」といった反応が相次いだ。

 茶髪の「タレント弁護士」としてテレビで活躍していた橋下氏は当初、政界進出は「2万%ない」としていたが、平成20年の大阪府知事選に自民党府連と公明党府本部の推薦を受けて無所属で立候補し初当選。当時最年少で府知事に就任した過去があるだけに、「橋下さんは2万%ないと言った府知事選に出馬したわけで、200%ならまだ分からないよね」「橋下さんに関しては2万%も覆ったから200%なんてまったく軽い、意味の無い数字」と疑心暗鬼になるネットユーザーが少なくなかったようだ。

 もっとも、番組での菅氏の発言は、橋下氏の「2万%ない」を意識したものとみられる。「菅さんの『200%ない』は、橋下さんが以前言った『20000%ない』へのフリですw」と冷静に受け止める人がいる一方、「むかし2万%ないと言った後に何かの選挙に出た橋下さんに、菅さんが200%といって本人は2万%というんだから、これは内定していると言っても過言ではないレベルで起用の可能性があるな」と“深読み”しようとする人も散見された。

 菅氏は16日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で第99代首相に選出され、認証式などを経て16日中に新内閣が発足する見通し。菅氏は橋下氏の能力を評価しており、ツイッターには「あははは。でもこの人を待ってる人は多いんじゃないかな。私も含めて」「橋下さんの起用は、今はまだタイミングじゃない。条件が揃うのはもう少し先。まだ我慢」と今後の閣僚の起用を期待する声もあがった。これに対し、「橋下さんは閣僚じゃないなー。器じゃない、ではなく、柄じゃない。みたいな。あの人は地方の特殊な状況にこそ、200%の力を発揮するタイプだと思う」との見解もみられた。

 ネットユーザーからは「ここは、橋下さんの『2万パーセントない』のセリフをそっくり言って欲しかったな・・」という要望もあったが、「二万%っていったら嘘になっちゃうもんねぇ」と、あえて「2万%」ではなく「200%」にしたと勘繰る人も。菅氏は番組で機会があれば橋下氏を起用したいかを問われると、「そういう人はいっぱいいる」とも述べており、ネット上では「200%」発言をめぐってさまざまな意見が飛び交っている。

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