「フィクションも藤井聡太棋聖に完敗」 作家・白鳥士郎さんが見たヒューリック棋聖戦

 将棋のタイトル獲得の最年少記録を30年ぶりに更新した藤井聡太棋聖(18)。歴史的偉業の裏側で、SNSユーザー向けにこの躍進のすごさや、背景にある“物語性”を柔らかく伝えていた作家がいる。ライトノベル「りゅうおうのおしごと!」(GA文庫)の作者、白鳥士郎さん(38)だ。同作を書き始めた5年前は「ありえない」設定だった高校生棋士のタイトル獲得。「現状、フィクションも藤井先生に完敗です」。こう語る白鳥さんが見たヒューリック杯棋聖戦五番勝負とは-。(文化部 本間英士)

背景の「ドラマ」も発信

 白鳥さんは主要棋戦の対局中、対局後はもちろん、普段から見どころをツイッター上で発信。短文にもかかわらず、魅力を分かりやすく紹介している。

 「藤井先生のすごさは、その強さを『数字』で見ることができること。一般的に将棋のすごさは説明しづらいものです。しかし藤井先生は、『29連勝』や『30年ぶりの史上最年少タイトル獲得記録』といったものから、『6億手を読んだ神の一手』など、将棋を知らない人にも伝えやすい。将棋の内容にも華があり、ストーリー性の豊かさが魅力につながっている」

 柔らかい白鳥さんのツイートは多くリツイート(転載)され、最近ではスポーツ新聞などにも引用されている。

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