藤井2冠 「一流から超一流へ進化」と師匠の杉本昌隆八段

 高校生タイトルホルダーがまた偉業を成し遂げた。20日、福岡市中央区で行われた第61期王位戦七番勝負第4局を制した藤井聡太新王位は、18歳1カ月で最年少2冠と最年少八段を達成した。師匠の杉本昌隆八段(51)は「一流から超一流へ進化した」とまな弟子をたたえた。

 今回、羽生善治九段の持つ2冠の最年少記録を大幅に更新。杉本八段は「タイトルは1つとるだけでも大変なのに、最年少で2つ獲得したことは非常に大きな意義がある」と話した。

 日本将棋連盟の規定では八段昇段は「順位戦A級昇級」や「七段昇段後公式戦190勝」などで、平成30年に「タイトル獲得2期」が加わった。これまでの八段昇段の最年少記録は加藤一二三・九段の18歳3カ月だ。

 杉本八段は、当時と制度が違うとしながらも「加藤九段の最年少八段は更新不可能といわれた記録だった。獲得したタイトルはなかなか手放さないと思うので『藤井八段』と呼ばれることはほぼないと思います」と声を弾ませた。

 最高の九段の最年少記録は渡辺明三冠(36)=名人・棋王・王将=の21歳7カ月。藤井新王位があと1つタイトルを獲得するか、保持している棋聖か王位を防衛すれば条件を満たす。

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