藤井2冠 「将棋界を代表する立場にいると自覚」「海鮮丼は好手」 藤井新王位との一問一答

 王位のタイトルを奪い、棋聖とあわせて2冠を達成した藤井聡太新王位は20日夜、福岡市内のホテルで記者会見に臨んだ。主な一問一答は次の通り。

 --王位戦七番勝負はどうだったか

 「持ち時間8時間、2日制は初めて。一手一手、しっかりと考えて指すことができた」

 --木村一基前王位の立ち居振る舞いをどう感じたか

 「勉強になることがあり、今後に生かしていきたい」

 --今年の夏はどうだったか

 「2つのタイトル戦で番勝負に立つことができた。初めてのことが多く、盤上でも、盤外でも得難いものがあった」

 --デビュー以降、高勝率。今年も好調な要因は

 「新型コロナウイルスの影響で対局が2カ月近くない時期があり、将棋にじっくり取り組むことができた。その中で棋聖戦で渡辺(明三冠)先生、木村(一基前王位)先生と多く指すことができ、いい経験になった」

 --最年少2冠、最年少八段昇段となった

 「2冠は実感がわかない。そういう立場として精進し、良い将棋を見せられるようにしたい」

 --八段昇段で、師匠の杉本昌隆八段に追いついた

 「順位戦、竜王戦と同じクラスにいるので、お互いに高め合っていければ」

 --師匠が「藤井が2冠になれば『藤井時代の到来』と言っていたが」

 「タイトル戦を戦って自分の課題が見えた部分がある。そういったところを改善して強くなっていかなければいけない」

 --王位戦七番勝負で対局以外で楽しめたことは

 「愛知県豊橋市での第1局で昼食に食べた三河鮮魚の海鮮丼がおいしかった。タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」

 --八段になり、新たな目標設定はあるか

 「強くなることは変わらない目標と思っている。今回の七番勝負の経験を生かしていきたい」

 --天才少年と言われてきた。少年と青年、どちらで呼ばれるのがいいか

 「考えたことがなかった。今年18歳になり、タイトルホルダーという立場になり、将棋界を代表する立場にいるという自覚はある」

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