藤井2冠 「あまり実感ない」 快挙にも謙虚、藤井新王位

 高校生プロ棋士が2つ目の頂を踏破した-。20日に福岡市で行われた王位戦七番勝負第4局。4連勝で王位タイトルを獲得し、最年少2冠を達成した藤井聡太新王位(18)は対局直後、「(王位獲得は)まだあまり実感はないが、七番勝負でいい経験ができた」と謙虚に喜びを語った。

 対局は大濠公園能楽堂の舞台で行われた。戦型は力勝負になりやすいといわれる「相掛かり」となった。封じ手で藤井新王位が強手を放ち、早くも緊迫した局面を迎えた。

 対局は昼食休憩をはさみ、藤井新王位のペースで進んだ。午後5時ごろ、木村一基前王位(47)が「参りました」と投了すると、藤井新王位も深々と頭を下げた。終局後には終盤戦から外していたマスクを着け直し、記者団の取材に言葉を選びながら丁寧に答えていった。

 藤井新王位は木村前王位について「攻守ともに力強い手が多かった。こちらの読みにない手を指される点も多かったので、勉強になった」と振り返った。

 藤井新王位の地元、愛知県瀬戸市の中心部にある商店街では20日、猛暑の中、集まった熱心なファンがくす玉を割って祝福した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ