【最新電脳流行本事情】藤井棋聖ブームに乗ろう…多彩な将棋本をランキング

 将棋の第91期ヒューリック杯棋聖戦で、タイトル獲得の史上最年少記録を更新した藤井聡太棋聖。棋聖戦の主催である産経新聞が大きく扱うのは想定内だが、他紙もそれなりの大きな扱いで報じた。社会現象にもなっている感じだが、駒の動かし方くらいしか分からない私はブームに乗り切れない感じ。ならばと本で棋界をのぞいてみる。といっても、まずは腹ごしらえでごはんの話から。(渡部圭介)

 ■メシも勝負の内

 4~6月にツイッターに投稿された「将棋」「棋士」というフレーズを含む読書感想ツイートを元に作った、将棋本のツイート数ランキングは別表の通り。棋士を描いた漫画やライトノベルが、意外とたくさんあることに驚いた。

 1位は松本渚さんの漫画『将棋めし』(KADOKAWA)。初心者には厳しい対局に絡む難しい話はなく、女性棋士「峠(とうげ)なゆた」を主人公に、対局時の休憩中のごはんを取り上げる。

 食べているものは意外とボリュームがある。以前から、ひょろっとしたイメージの藤井棋聖も対局中はがっつりと食べるなぁとは思っていたが、手を読むのに相当なエネルギーを消費するのだろう。

 『将棋めし』の中でなゆたは、ライバルが注文したメニューの値段に張り合ってみたり、駒の「玉」をすしネタの玉子と重ね、いつ食べにかかるかを悩んでみたり。棋士にとっては食事もまた戦いなのだろう。心理戦の一端をのぞいた気になる。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ