66歳元警察署長、102歳叔母の首を絞め殺人未遂容疑で逮捕 “老老介護”の現実にネットユーザー「辛いニュース」

 同居する叔母(102)の首を絞めて殺害しようとしたとして、神奈川県警泉署長などを務めた元警察官の男(66)が16日、殺人未遂の疑いで同県警に現行犯逮捕された。男は「介護に疲れた」と容疑を認めているといい、ツイッターには「警察署長を務めた人ですらこうだもんな 介護問題は今のうち解決しないといけないよなぁ」などと、事件報道から「老老介護」の現実に思いを馳(は)せる人が相次いだ。

 報道によると、逮捕容疑は16日午後9時5分ごろ、自宅で寝ていた叔母の首をプリンターのコードで絞め、殺害しようとしたとしている。叔母は病院に搬送されたが命に別条はなかった。男は自ら通報し、駆けつけた警察官によって逮捕された。これには「途中で我に返ったんだべな」と推察する人も。

 ツイッターには「こーゆニュースって本当にみてて心苦しい 66歳が102歳の介護って」といった反応がみられた。男は妻、叔母と3人暮らしで、足をけがした叔母を引き取って今月上旬から同居を始めたばかりだったとされる。ツイッターには「ヘルパーさん入ってもらうのも お金がかかるしなぁ 色々辛いニュース」「介護は家族だけではできないからなあ」「母ではなく叔母の介護か。これも辛いな」と同情を寄せる声がみられた。

 約30年後の令和32(2050)年には65歳以上が総人口の4割を占め、100歳以上も50万人を超える見通しとみられている日本。介護が必要な高齢者がいる世帯で、介護者も65歳以上という「老老介護」の末に、介護疲れなどから要介護の親族に手をかける事件が後を絶たない。このため、「なんか介護疲れって人問わずあるのね。高齢化だと増えるだろう」と予測する人も。一方で、「介護疲れか…痛ましいな…と思ったら、同居始めたの今月って、それは短気すぎ…」と厳しい見方を示す人もいた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ