光秀から「謀反のお知らせ」ハガキ届くふるさと納税活況

 地元ゆかりの戦国武将・明智光秀で観光振興を図る京都府福知山市が、ふるさと納税の返礼品として用意した「光秀からのハガキ」が人気を呼んでいる。光秀が配下の武将に「本能寺の変」への参戦を呼びかけるという体裁のはがきで、「謀反・下克上に関する大切なお知らせです」、けがや討ち死にしても「責任を負いかねます」などと書かれ、パロディーの要素がいっぱい。光秀にあやかって321(みつひ)万10(てん)00円とした寄付の目標額もあっという間に突破した。(香西広豊)

●謀反に関する大切なお知らせ

 「こんなに人気が出るとは想像もできなかった」。福知山市市長公室秘書広報課の宇都宮萌さんは、はがきへの反響の大きさに驚きを隠せない。

 「本能寺の変 お知らせハガキ」は今年1月、日本史や昔話のパロディー画像を手掛けるデザイナーのスエヒロさんがツイッター上で発表した作品で、市がスエヒロさんの協力を得て活用した。

 はがきは圧着式(宛名面と裏面を開封する形式)で、差出人は明智光秀、宛名面には「謀反に関する大切なお知らせ」と大きく書かれている。裏面にも「このお知らせは、謀反に参加される戦国武将様ご本人が必ずご開封ください。また信頼のおけない他の武将、部下等に内容をお見せにならないようにご注意ください」「開封すると謀反に同意したものとみなされます」などと記され、手の込んだ作りとなっている。

 開封すると、『謀反予定』欄に、(集合場所)桂川▽(集合時間)天正10年6月2日午前1時予定▽(終了時間)未定-とあり、『ご準備いただくもの』として、刀・弓矢・鉄砲などの各種武器▽鎧(よろい)・兜(かぶと)などの各種防具▽松明(たいまつ)▽軽食-などと記載されている。

 また、『謀反に関する注意』の欄には、「怪我(けが)、討ち死にされた場合について、当家では責任を負いかねますのでご了承ください」「謀反後、天下を取る場合がございますが、長期政権を保証するものではございません」などと、史実に合わせてユーモアあふれる注意が書かれている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ