ロンブー田村淳発案の遺書動画サービスが話題 「意義のあるサービス」「法的効力は有しない」

 お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が発案した遺書動画サービス「ITAKOTO」が注目されている。田村がCEO(最高経営責任者)を務めるITベンチャーのイタコト(札幌市中央区)が提供する同サービスは、専用のアプリをスマートフォンに取り込んだうえで、遺書を朗読する様子などを撮影してアップロード。その後、動画閲覧専用のホームページアドレスが交付され、このアドレスを動画を見てほしい人に伝えるといった仕組みだ。ネットでは、そのメリット、デメリットが語られている。

 サービス名は「残された方に“言いたかったこと”」「この世に“いたこと”」「今を生きる人にメッセージを伝える“イタコ”」が由来となっている。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で、遺書や死生観についてアンケートやワークショップを行ってきた田村は「このサービスは大切な人へメッセージを贈ることはもちろんですが、遺書作成において自分といかに向き合うか?ということが大切になります。動画でメッセージを撮影することで、画面を通して自分自身を客観的に捉えることができ、自問自答して湧き出てきた大切な言葉達を相手に届けることができます」とメリットを紹介。また、動画によって「手紙だけだと伝えられない表情、声質、言葉の温度など様々な情報を伝えられる」などとアピールした。

 ただし、遺言は全文、日付、氏名を自分自身で書くことが民法などで定められているため、遺言動画に法的な効力はない。

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