JR鳥取駅前に「しゃんしゃん大傘」 祭りムードを

 鳥取市の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」のシンボルとなる「大傘」が、JR鳥取駅前の風紋広場に設置された。56回目となる予定だった今年の祭りは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止と決まったが、市は来年の盛り上がりにつなげたいとしている。

 大傘は直径3・2メートルで、踊りに使う傘の4倍の大きさ。赤と青、白、金色の鮮やかな配色と華やかなデザインが特徴で、骨組みには直径5・5センチの鈴を約80個取り付けている。長さ4・6メートル、幅2・2メートル、高さ3・6メートルの台車の上に載せ、踊りの傘4本や提灯(ちょうちん)などをあしらっている。今回設置したのは、2本ある大傘のうちの「雄傘」で、市職員ら約10人が約1時間で組み上げた。

 鳥取しゃんしゃん祭は毎年8月13日から3日間開催され、メインの15日には約4千人の踊り子が市内の目抜き通りを、傘を回し「シャンシャン」と鈴の音を響かせながら踊り歩く。中止となった今年も、大傘の設置に合わせて、市内の中心商店街では演舞曲が放送されている。

 主催の鳥取しゃんしゃん祭振興会長を務める深沢義彦市長は「大傘や演舞曲を通して祭りの情緒を少しでも感じていただければ。来年こそは街中でご覧いただけるよう尽力する」とコメントした。

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