GoTo除外で全国に広がる「都民お断り!」 帰省者が嫌がらせされたと噂も… 「除外せず」市長表明の沼津も現場は困惑

 静岡県袋井市と掛川市にまたがる「小笠山総合運動公園(エコパ)」でも、首都圏3県、愛知県、大阪府などからの来訪に慎重な行動を呼びかけるほか、「東京都の皆さまは、訪問の自粛をお願いします」とホームページに掲載した。

 熊本県出身で東京都在住の20代男性は「お盆の帰省はあきらめざるを得ないだろう。真偽不明だが、東京からの帰省者が近隣住民から嫌がらせを受けたという噂が地元の知人から届くようになった」とこぼす。

 多くの自治体では、感染者への誹謗(ひぼう)中傷を控えるようにも呼びかけているが、住民の不安はぬぐい切れていない。

 “東京除外”の流れに逆行するかのように「東京を除外しない」との姿勢を見せ注目を集めたのが静岡県沼津市だ。同市はレジャーの利用料金を5000円を上限に半額補助。市内の施設の宿泊客には、バスやタクシーの共通利用券500円を無料配布するなど独自の観光キャンペーンを打ち出し、22日には頼重秀一市長が「沼津への訪問を歓待したい」などとし、対象から都民を除外しないとした。

 しかし、同市観光戦略の担当者に聞いてみると、「大きな誤解があり、東京都などからの来訪については対応を協議している」とトーンが違った。このタイミングで「都民歓迎」とはそう簡単に言えないようだ。

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