GoTo除外で全国に広がる「都民お断り!」 帰省者が嫌がらせされたと噂も… 「除外せず」市長表明の沼津も現場は困惑

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している東京都を除外し、スタートした。一部の自治体や施設では独自に「都民お断り」を表明する動きが続く。

 茨城県の大井川和彦知事は20日、県民に対し東京都への不要不急の外出自粛、都民へは茨城県への不要不急の来訪を自粛するよう求め、都内在住の家族らにも今夏の帰省を控えるよう協力を求めた。

 兵庫県は近畿6府県などを対象に、観光客の誘致キャンペーンを打ち出す一方で、井戸敏三知事は17日の時点で、東京都との不要不急の往来は自粛するようにも県民に求めた。沖縄県の玉城デニー氏も28日の記者会見で、関東や関西への往来自粛は求めず3密回避など滞在先での予防対策徹底を求めるにとどめる一方で、「東京都への往来はより慎重な判断を」と強調した。

 東京を名指しして往来自粛を求める自治体は増加する一方だ。静岡県島田市は、今月17日に初の新型コロナウイルス感染者を確認し、染谷絹代市長の緊急メッセージとして「特に東京都の往来はやめてください」と警鐘を鳴らした。

 新潟県三条市でも26日に國定勇人市長のメッセージとして東京都からの不要不急の来訪を自粛するよう求め、市内の道の駅「庭園の郷保内」は、駅長のブログに「大変心苦しいのですが、引き続き東京都からの来訪はご遠慮いただくほか、感染拡大が懸念される地域の方の来訪については記名をお願いしております」というメッセージが掲載され、施設入り口には東京都在住者の施設利用を禁止するという張り紙が添えられた。

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