藤井棋聖、18歳初勝利 順位戦B級2組3回戦で鈴木九段に圧勝/将棋

 将棋の最年少タイトルを獲得した高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)は29日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第79期順位戦B級2組3回戦で、初対決の鈴木大介九段(46)を103手で下した。19日に誕生日を迎え、18歳として初の勝利をあげた。

 穴熊攻略に定評がある鈴木九段に対し、先手の藤井棋聖は居飛車穴熊の陣形で挑んだ。相手は早指しの名手だったが、しっかりと時間を使って対抗した。中盤から徐々にリードを奪い、最終盤は「一気に仕掛けられ、踏みとどめられなかった」(鈴木九段)ほどの圧勝。藤井棋聖は「こちらの仕掛けがどうか、成否がきわどいと思っていた」と振り返った。

 順位戦B級2組ではこれで3戦全勝。10戦全勝でのB級1組昇級が期待される。「いい星取りでここまで来ているので、昇級を目指して頑張りたい」。4回戦では9月9日に谷川浩司九段(58)と対局する。

 来月4~5日には、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦七番勝負第3局が控える。2勝を挙げている藤井棋聖は、勝てば2つ目のタイトル獲得に王手をかける。

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