「都内より安全」「GoTo 期待してない」4連休初日のディズニー人でにぎわう

 観光支援事業「Go To トラベル」が始まって初の休日となった23日、人気の観光スポット、東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)には多くの人が訪れた。楽しみにしていたという声の一方で、東京都内を中心に各地で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を更新しており、不安の声も上がった。

 TDR下車駅のJR京葉線の舞浜駅前はディズニーのオープン1時間前の午前7時ごろから、開園を待つ多くの人で混みあった。

 茨城県境町から友人と泊りがけで訪れたという男子高校生(18)は「宿泊先もTDRのホテル。茨城や千葉はキャンペーンの対象と聞き、もしかするとお金がかえってくるかもと思うが、あまり期待していない。ホテルにキャンペーンのことを聞いてもよく分からないとの話だった。そんなことがあるのかと驚いた」と冷めた様子で話した。

 千葉県船橋市の病院職員の女性(20)は同僚の女性(20)と訪れ、「新型コロナの対応で仕事が忙しかったので、息抜きでやってきた。キャンペーンとは関係なくディズニーランド行きを決めていた。同じ県内で近いので来たが、県外への移動は感染拡大防止のためにしない」という。

 東京江東区から母親、祖母らと訪れた小6男児(12)は「学校行事がずっとなく、どこかに行きたかった。きょうは絶対にディズニーランドに行くと決めていた。学校でも家でも毎朝体温を測っている、今朝は36・6度で大丈夫なので家を出た」と話した。

 母親と祖母は「都知事が県境を越えないよう訴えているのは知っているが、子供がこんなに楽しみにしているのをだめとはいえない。ディズニーは対策もしっかりしていると聞いているし、自分たちも消毒液を持ち歩いている」と消毒液を手にかけて入場口に向かった。

 東京都内からきたという20代のカップルは「不要不急はだめというが、デートは大切。都内の繁華街よりディズニーのほうが絶対に安全」と言い切った。

 千葉県松戸市の50代の男性は「都知事は県境越えはダメといっており、きょうほど『千葉県民でよかった』と感じたことはない」と話した。

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