「GoTo」スタートも 関西の観光地、期待と不安

 同温泉近くの「ホテル古湧園 遥」は7月に営業を再開したばかり。新山輝洋総支配人は「このままでは立ちいかなくなるので、もちろんお客さまには来てほしい」と期待感を示す一方、「感染は各地に拡大しているので、近くまで来ているような気がして複雑な気持ち。どういう影響が出るか不安だ」と話した。

 讃岐うどんで知られる香川県。「お客さんが多ければ収益が上がり、従業員のやりがいにつながる」と話すのは、同県東かがわ市の「東かがわマルタツ手打ちうどん」店主、小西立朗さん(39)。

 4月の売り上げは例年の9割減に落ち込んだ。書き入れどきの連休を迎え、事業の効果に期待を込めるが、感染状況も気になる。店内の消毒液の設置や従業員の検温といった感染防止対策に取り組むが、「ウイルスは目に見えないので難しい面もある」。

 福井開館20周年を迎えた福井県立恐竜博物館(勝山市)では14日からは県外客の受け入れを始めた。4連休は1日3千人の予約制限でいっぱいになっているという。

 都市圏で感染が広がっている状況に、竹内利寿館長は「今できる対策を尽くすしかない」とし、「来館者には日ごろから感染対策を徹底したうえで、館内での対策にも協力していただき、楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。

 同館に近い道の駅「恐竜渓谷かつやま」は5月末のオープン予定だったが、新型コロナ禍で6月20日に遅れた。感染予防のためにスペースを利用したイベントは開けず、大々的な集客もできない状況だ。木下和寛駅長は「恐竜博物館が有名な施設だけに不安もあるが、感染防止に何か特別な対策があるわけではない。アルコール消毒、透明シートの設置など基本的なことを怠らずに行っていきたい」と話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ