山梨県の専門家会議「4連休警戒を」 知事は「GoTo大歓迎」

 23日からの4連休に新型コロナウイルス感染が増える恐れがあるとして、山梨県福祉保健部と新型コロナ専門家会議が22日、記者会見し、東京などに行く場合はより一層感染防止を徹底するよう呼び掛けた。

 県内で7月に入って確認された感染者5人のうち3人が東京、1人が神奈川で行動歴があったため、県はそれらの地域で感染した可能性が高いとみている。

 厚生労働省の疾病対策課長や成田空港検疫所長を務めた藤井充・知事政策補佐官は「政府の観光支援策『Go To トラベル』が始まり、県外との行き来が多くなる。予防の基本をもう一度認識してほしい」と呼びかけた。

 山梨大病院感染制御部の井上修特任教授も「リスクを減らしながら経済を回すというステップに入っているが、油断せずに新型コロナを正しく恐れてほしい」と述べた。

 県立中央病院の三河貴裕総合診療科・感染症科部長は、専門家の立場では「Go To」に否定的とした上で、「3月の3連休後に急激に感染者が増えた。同じことが起きないか警戒している」と語った。

 一方、長崎幸太郎知事はこの日の西村康稔経済再生担当相と会談で、感染対策を徹底した飲食店や宿泊施設を認証するなどの県の感染対策を説明した。

 「Go To」について「準備をしているので大歓迎」と発言。東京都の感染拡大防止を徹底し、除外された東京発着を対象にする努力を国に求めるなど、専門家との温度差も見せた。

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