「丸山献上鯛選挙」に1票 児童らがデザインを選ぶ 南あわじ・辰美小

 兵庫県南あわじ市丸山地区が天皇陛下の即位に伴う大嘗祭(だいじょうさい)に献上している干しダイ「丸山献上鯛(けんじょうだい)」について、地域おこしで使うデザインを決める選挙が20日、同市津井の市立辰美小学校で行われ、全校児童127人が1票を投じた。候補はタイが描かれた「版画」「イラスト」「水彩画」の3つのデザインで、即日開票の結果「イラスト」に決まった。今後、丸山献上鯛のPRなどで活用していく。

 市によると、同地区の干しダイは大正、昭和、平成と、天皇陛下が即位された際に献上されており、令和の今回も宮内庁に献上された。地元住民らでつくる「丸山地域づくり協議会」の「丸山献上隊」がシンボルのロゴマーク作成事業を行っており、同校と連携して選挙を企画。市選挙管理委員会も児童らの主権者教育の一環として協力した。

 同校では13日から校内に3つのデザインが記されたポスターが掲示されたほか“選挙公報”も配布。投票所の体育館には選挙で使われる投票箱や記載台などが設けられ、住民も立会人として参加するなど、本番さながらの態勢で行われた。

 児童らはこの日、意中の番号を記載台で投票用紙に書き込み、投票。その結果、イラストが62票、水彩画が58票、版画が7票でイラストが“当選”した。

 6年の道上遥さん(11)は「複雑と思っていた投票は意外と簡単だった。自分たちが選んだデザインを通じて多くの人に丸山献上鯛を知ってほしい」と話していた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ