賛否両論の「Go To トラベル」キャンペーンどこへ行く? 感染者増で不安の声続々

 政府が来週22日に開始する観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンを、不安視する声が高まっている。東京都で連日、新型コロナウイルスの新規感染者が3ケタを超えるなど、首都圏や関西で感染者が再び増加する傾向が続いているからだ。自治体首長の中には、全国一律のスタートに異議を唱える向きもある。「感染防止」と「経済活動」の両立は簡単ではなさそうだ。

 「赤羽(一嘉)国交相が説明している通りだが、現下の感染状況を注視しているところだ」

 安倍晋三首相は14日、Go Toキャンペーンの実施について、官邸で記者団にこう語った。

 国内旅行を対象に、代金の半分を支援する同キャンペーン。政府は当初、8月上旬の開始を予定していたが、コロナ禍が直撃した観光業界の要望を受けて前倒しした。観光は裾野の広い産業である。夏休みの時期に合わせて、地域経済を活性化させたい意向がある。

 ところが、東京都では、この1週間で新規感染者が1200人超と、感染拡大が止まらない。加えて、読売新聞が14日朝刊で、都内で「陽性後『連絡取れず』多数」と報じ、不信感がさらに高まった(=都は同日、連絡が取れないのは1人と説明)。

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