国内の新規感染者、解除後最多の430人…近畿大病院・吉田教授「行政は感染減らす対応を」

 東京都の小池百合子知事は10日の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者が243人報告されたと発表した。1日当たりの感染者数としては9日の224人を上回り、2日連続で過去最多を更新した。また、神奈川で32人、埼玉で44人が確認されるなど、国内の新規感染者は430人に上り、緊急事態宣言解除後の最多を更新。首都圏での増加傾向に歯止めがかからない状況だ。

 都内で感染者が増えていることについて、近畿大病院・感染対策室長、吉田耕一郎教授(55)は「緊急事態宣言解除後に人の動きが増えた影響は否定できないと思う。このままでは感染はさらに広がりかねない」と懸念する。

 小池知事が会見で、都内の感染者数の現状について「ステイホームを続けるよりは、(都民の)皆さんが(感染に)気をつけて新しい日常をつくっていく過程」と発言したたが、吉田教授は「一定数の感染者が出ることを容認するものとしたら疑問だ」と指摘。

 「一般の感染防止対策には限界がある。夜の繁華街は、まだ休業要請が必要なところには補償をして休ませるべきだ。経済対策は重要だが、行政は感染を減らす対応を慎重に続けてほしい」と話した。

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