一気に最多224人感染「想定外」 都庁こわばる

 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が9日、緊急事態宣言下の4月17日以来の200人超えとなった。大幅な検査数増を背景に軽症、無症状の若年層の感染確認が全体数を押し上げ、前日の約3倍にまで激増した。「一気に過去最多は想定外」(都担当者)。医療提供体制を守るため、高齢者層などへの波及回避が急務で、小池百合子知事は感染状況を伝える都の動画配信を再開し、感染防止徹底を呼び掛ける。

 2日から7日まで100人超が続いたものの、8日は75人に落ち着いていた。9日、200人超の一報に都庁内に驚きが広がった。

 「ある程度増えると想定していたが、200人を超えて過去最多になるとは思っていなかった」。報道陣への説明を行った担当者は表情をこわばらせた。ただ、4月に比べて、医療提供体制にはまだ余裕があることも強調した。

 各保健所から都に感染者情報が集まるまで、3日間程度かかることから、都では大まかな傾向を把握するために新規感染者数と3日前の検査数を比較。今回の224人に対して、3日前の検査数は過去最多の約3700件。4月17日に206人を記録したときの3日前と比べ、4倍以上だ。

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