「3密」避ける避難所 和歌山・田辺市が開設動画

 台風シーズンを前に和歌山県田辺市は、新型コロナウイルスに対応した避難所の開設・運営方法をわかりやすく解説した動画を作製、全部署で共有した。6月に市内で実施した訓練の様子を2分程度の動画に編集。「3密」(密閉・密集・密接)を避けるため、パーテーションの設置や換気などについて説明している。

 市は6月3日に芳養公民館、上秋津農村環境改善センター、三栖コミュニティセンターの市内3カ所で新型コロナウイルスに対応した避難所の開設・運営訓練を実施。文書で説明するより映像のほうがわかりやすいとして、このうち上秋津農村環境改善センターの訓練を動画にまとめた。

 動画では、避難住民にマスク着用を求めるほか、住民・世帯の間で間隔を空けることや、窓を開けて換気を行うことなどを解説。体調不良の住民に対しては、職員が手袋をしたうえで個室で隔離し、発熱症状がある場合は保健所に連絡するよう求めている。

 また、避難住民間の接触を防ぐため、パーテーションを設置する場面も紹介。避難所が閉鎖されれば、使用した器具などを消毒するよう求めている。

 訓練は1時間程度行われたが、動画は2分あまりに圧縮し、ポイントがわかるよう編集している。

 市内の避難所は175カ所で、小中学校の体育館や公民館など「3密」となる可能性がある。このため、市は今年度、大型扇風機100台を新たに配備し、室内テント70個を発注した。

 市防災まちづくり課の担当者は「職員にこの動画を見てもらい、コロナ対応の手順を熟知してほしい」と話している。

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