藤井七段、順位戦開幕2連勝 敗れた橋本八段は脱帽「積んでるエンジン違った」/将棋

 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)は6日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第79期順位戦B級2組2回戦で、後手の橋本崇載(たかのり)八段(37)に85手で勝ち、同組で開幕2連勝とした。

 圧巻のスピード勝利だ。順位戦は持ち時間各6時間の長丁場。だが、藤井七段の猛烈な攻めに午後8時前、橋本八段が投了。藤井七段は持ち時間を1時間16分も残して勝負を決めた。

 「持久戦になるといけないと、仕掛けていった。(2連勝で)いい出だしになったと思うが、厳しい戦いが続くので気を引き締めていきたい」

 6月28日のヒューリック杯棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)第2局、今月1、2日の王位戦七番勝負第1局とタイトル戦で2連勝し、この日の対局に臨んだ。

 藤井七段は、3戦ぶりに和服ではなく濃紺のスーツ姿で登場。「将棋界のエンターテイナー」の異名を持ち、スーツに金色のネクタイを締め、金色の扇子を手にした橋本八段と対峙した。

 藤井七段は、初手合いだった相手に、果敢に攻め込み圧勝。元A級棋士の実力派を「とぼとぼ歩いている間に、一瞬で抜き去られた。積んでるエンジンが違った」と脱帽させた。

 9日には、17歳11カ月の史上最年少タイトル獲得に王手をかけている棋聖戦第3局に臨み、渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=と対決する。

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