藤井七段、王位戦で先勝 最年少タイトル&二冠へ好発進/将棋

 最年少タイトル獲得を狙う将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(17)が、木村一基王位(47)に挑む開幕戦は、先手の藤井七段が95手で先勝した。昨年、最年長で初タイトルを奪取した木村王位との「最年長vs最年少」対決は、17歳が終始、強気の攻めでタイトルホルダーを押し切った。藤井七段はタイトル初獲得に王手をかけているヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)第3局を9日に控えており、記録更新と二冠達成に弾みをつけた。

 「千駄ケ谷の受け師」木村王位の“盾”を、攻め続けた藤井七段の“矛”が撃破した。

 「途中、攻め方を間違えたところがあったが、最後は押し切ったかな、という感じがする」

 前日同様、白い着物にライトグレーの羽織、グレーの袴の和服姿で戦った藤井七段は終局後、2日間をそう振り返った。前日は藤井七段が53手目で約1時間36分の長考。続く木村王位の54手目が封じ手となり、2日は藤井七段の手番で対局を再開。最年少挑戦者が攻め続ける展開が続いた。

 そして木村王位の60手目、△3九馬。得意の受けではなく攻め手に転じたのを藤井七段は隙とみて、▲5三銀と指してから大攻勢。最終盤は木村王位が攻めを必死に受ける一方、冷静に持ち時間を投入し寄せ切った。

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