「分配した」と神社本庁 金刀比羅宮の離脱問題

 香川県琴平町の金刀比羅宮が神社本庁からの離脱手続きに入った問題で、神社本庁は13日、取材に応じ、対立の一因となった昨秋の皇位継承の重要祭祀「大嘗祭」を巡るお供えに関し「各都道府県の神社庁を通じて分配した」と述べた。

 金刀比羅宮によると、香川県神社庁を通じて受領したのは今年1月末で「天皇陛下の即位を祝う特別な日に当宮だけ受け取れなかった。数カ月後に届いて何の意味があるのか」と反発している。

 神社本庁広報国際課は「こちらには離脱の通知しか送られてきていないので、詳しいことはお答えしようがない」と述べ、分配の時期など詳細は説明しなかった。

 金刀比羅宮は、数年前に神社本庁を巡る不透明な不動産取引が報道されたときから本庁に真相究明を求めてきた。大嘗祭当日にお供えの金銭である「幣帛料」が届かなかったことについて、昨年12月に弁護士を通じて本庁に抗議していた。

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