文科省、検定不正を否定 つくる会の公開質問状に回答

 自由社の歴史教科書が検定で不合格になったことをめぐり、同教科書を主導する「新しい歴史教科書をつくる会」などが「検定で不正があった」として文部科学省に公開質問状を提出した問題で、同省は不正を否定する回答を出した。回答は11日付。同会が12日に明かした。

 同省は回答で「(萩生田光一文科相が)今回の検定を手続き的な観点から確認し、不正は行われていないことを確認した」と説明。これに対し、同会側は「問題を手続き論にすり替えている。それに手続きに問題がなければ、どのような検定をしてもいいということになる。極めて不誠実な回答だ」と反発した。

 質問状では、今春に結果が公表された中学校の歴史教科書の検定結果が「(文科省の)教科書調査官個人の思想・信条や思い込み」に影響されており、「極めて不当」と訴えていた。

 また、一部教科書で「従軍慰安婦」の呼称が復活したことについて見解をただした質問には「教科書検定審議会の学術的・専門的な審議の結果」と回答した。

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